5月10日に見に行きたいって方はこちらhttp://taihen.tsukuba.ch/e35266.html 
ぜひぜひ、事前に連絡してからお越しください。午前の部がやはり人気です。。
\(^o^)/
身体障害者の身体表現を芸術として創出する
劇団態変(たいへん)「マハラバ伝説」公演案内



2009年5月10日・茨城県土浦市公演
マハラバ伝説が伝説地に帰る
劇団態変のすすめ~公演・シンポジウム案内~

時間:第1部 11:30開演(開場30分前) 
   第2部 17:30開演(開場30分前)
場所:茨城県県南生涯学習センター 多目的ホール
        (JR土浦駅西口駅前・ショッピングセンターウララ5階) 
料金:一般2700円(前売)/3000円(当日)/
   学生・シルバー・障害者2500/障害者と介助者3000円
主催:劇団態変「マハラバ伝説」公演実行委員会
共催:NPO法人自然生クラブ
後援:茨城県・土浦市・かすみがうら市・茨城県教育委員会・かすみがうら市教育委員会・茨城県社会福祉協議会・土浦市社会福祉協議会・かすみらうら市社会福祉協議会・つくば自立生活センターほにゃら
問&予約:劇団態変「マハラバ伝説」公演実行委員会
TEL:080-5097-2288 (折戸) MAIL:oriton435< @ >yahoo.co.jp
Blog : http://taihen.tsukuba.ch/
劇団態変HP
http://www.ne.jp/asahi/imaju/taihen/
YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=q7iOhpsAHi8

関連企画シンポジウム
マハラバ伝説が語りかけるもの
日時5月8日(金)18:30~20:30 (無料)
場所:県南生涯学習センター会議室
出演者:金満里(劇団態変)、小山正義(NPO法人スペース・つどい)、柳瀬敬(NPO法人自然生クラブ)

企画意図
この度、私ども劇団態変「マハラバ伝説」公演実行委員会では、『劇団態変』の公演を、茨城県等の後援をいただき県南生涯学習センターで開催します。

 『劇団態変』とは、「身体障害者の障害それ自体を表現力に転じ、未踏の美を作り出す」という着想に基づき、身体障害者自身が表現者として出演する劇団です。1983年より、主に大阪を活動の拠点としていて、海外からも招待されて公演を行っています。現在、9人の障害者が主体となって活動を行っています。

 今回の公演「マハラバ伝説」は、茨城県旧千代田村に存在した脳性麻痺者のコミューン「マハラバ村」を題材に作成されたものです。マハラバ村とは、大仏空(おさらぎあきら)という僧が、自らの寺である閑居山願成寺を障害者解放区として開放し、立ち上げたコミューンのことです。ここで、数十人の身体障害者たちが、自給自足の生活を行っていました。このマハラバ村が、続く1970年代の障害者運動の中心思想が芽生えた地と言われ、その後の日本の障害者解放運動に大きく寄与し、今では伝説となっています。
 そんな歴史的にも大変意義深く、また芸術作品としても国内外から高い評価を得ているこの劇団態変の「マハラバ伝説」を、よりたくさんの人に見てもらいたいと思い、準備を進めています。
  また、関連企画といたしまして5月8日には「マハラバ伝説が語りかけるもの」としてシンポジウムを開催します。金満里さんから作品への思い、マハラバ村の創立に参加した小山正義さんからマハラバ村とは何であったのか、そして現在筑波山麓で障害者と共に芸術表現活動をしている柳瀬敬さんを迎え、マハラバ伝説が語りかけてくるものは何かと討議をかさねたいと思います。
つきましては、多くの皆様にご来場いただきたく、ご連絡をさせていただきました。

資料
上野千鶴子先生の推薦文

 「こんな表現、見たことなかった!はじめて、劇団態変の舞台を見たときの衝撃は、今でもあざやかだ。人間のからだは動くところは動くし、動かないところは動かない。ただそれに千差万別の個性があるだけだ。身体を意思に従わせる代わりに、身体に意思を寄り添わせる。こんな表現もあったんだ、と目からウロコが100枚くらい落ちる。」
                     By上野千鶴子氏(東京大学教授)

劇団態変とは
 主宰・金満里の「身体障害者の障害じたいを表現力に転じ、未踏の美を創り出すことができる」という着想に基づき、身障者自身が演出し、演じる劇団として1983年より大阪を拠点に活動を続けている。
 近年欧州では、障害者の身体が、身体表現の本質を掘り下げるものとして注目され始めているが、類似のものとしては劇団態変は世界で最初に活動を開始した劇団であり、その最前衛に位置する作品を発信し続けている。現在13人の障害者が主体となって活動している。うち9人が車イスの生活で、脳性マヒ・ポリオなどの障害のため、常に身辺介護を必要とする。
 身体障害者がその姿態と障害の動きとをありのままに晒して、障害それじたいを表現力に転化して人の心を撃つ舞台表現を創り出す、それが劇団態変である。
 身体は一つの小宇宙であり、不安定にも見える役者の動きには、個々の役者の身体の必然からくる絶妙のバランスがあり、その舞台を通して観客もまた自分自身と宇宙を感じていく。
 創立時よりの習わしで「劇団」と名乗ってはいるが、もともとストーリー性のある表現は指向しておらず89年以来台詞の使用も止め、象徴的な身体表現として作品を作ってきた。敢えて言えば physical theatre に該当するスタイルであろうか。これまで20余年かけて表現として見つめてきた動きは『ダンス』でもなく、『舞踏』でもない、どこにもなかった身体表現である。

マハラバ伝説作品の背景
1970年代に脳性麻痺者運動組織「青い芝の会」を中心に高揚した障害者解放運動理念の元となった障害者コンミューン「マハラバ村」をタイトルにもつこの作品は、自らもその運動に出会い、身を投じていった当劇団芸術監督である金満里自身の体験に材を得た作品である。

マハラバ村
1964年〜1968年まで茨城県に存在した脳性麻痺者のコンミューン。怪僧・大仏空(おさらぎあきら)が自らの寺閑居山を障害者の解放区として解放し、立ち上げたコンミューンで「マハラバ村」と呼ばれた。サンスクリット語で「マハ」=大いなる、「ラーバ」=叫び」である。この運動は続く1970年代の激しい障害者解放運動の中心思想が芽生えた地といわれ「伝説」となる。


Posted by taihenda- at 00:37│Comments(0)「劇団態変」土浦公演の概要
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